たじみ茶碗まつりで出会った、じゅん陶房のお皿
2018年10月7日(土)に行った、たじみ茶碗まつり。ここで出会ったのがじゅん陶房(土岐市鶴里町)のお皿です。4種類ほどの色違いがある中で、このあせたデニム色のお皿を選びました。
さて。うつわものを見るときの私は、時間を要します。
まずは、色形の景色を堪能します。このお皿、グレーとひと言で言ってしまうには勿体ない色合いです。それは緑みのグレー。褪せたデニム色。そんな表現が適当でしょうか。皿のヘリにつけられた凹凸を釉薬が流れて、褪せた色が出るとともに、錆び色が出ています。
22cmサイズなので、中皿といったところでしょうか。高台がないし、たたらで作られたものとお見受けします。たたらづくりとは、ロクロを使わず、粘土をうすくスライスしたり、のべ棒で薄く伸ばして作る方法です。たたらだと、同じサイズのものを作ることができますね。
そして、うつわを手にとって、じっくり眺める私です。頭の中では「このお皿に何を盛ろうかな」と、想像力を伴った遊びが繰り広げられています。そうして、「黄金色に焼いたトーストが映えるに違いない」なんて思って「そうだ、朝ごはんに使おう」と、このお皿を手に入れたわけです。
イメージ通りです。お皿が、食べ物を活かして、食欲をそそる景色になりました。
他にも、真っ白なクリームをたっぷり使ったショートケーキも映えそうです。白と言えば、おにぎりをのせてもおいしそうじゃないかな。野菜サラダの緑もいいな。和にも洋にも合うな…。
とめどなくイメージが膨らみます。(楽しい~!!)うつわは、日々のささやかな食卓に楽しみと喜びを盛ってくれますね。おまけに、食欲もモリモリ…。
陶房はどちら?
じゅん陶房
土岐市鶴里町細野1206-5
TEL:0572-52-3230
ご夫婦二人で作陶されているそうです。私が選んだお皿は、奥様の作。御主人は、優しい雰囲気の絵付けのうつわを作っていらっしゃいました。陶房を訪ねたい場合は、事前に電話でその可否をお伺いしてからがよいと思います。
陶房は、逆さもみじで有名な曽木公園や、バーデンパークSOGIに近いところです。逆さもみじの際には、出店されているそうです。
土岐市/夜の曽木公園ライトアップ・逆さもみじは、マジックでした
となると、曽木のベーカリー Kattan(カッタン)、にもほど近いですね。美味しいパン屋さんです。
曽木のベーカリー Kattanカッタン(土岐市曽木町)で、パンを買いました
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