坐禅と聞いて、どんな印象を受けますか?

そもそも、

坐禅はMeditation(瞑想)と翻訳される場合があるが、眼を閉じて思考する瞑想と坐禅は別概念である。(引用元: Wikipediaより)

と、wikipediaに掲載されています。これを読んで、「えッ!?そうなの?(一緒じゃないの?)」というのが私の反応です。私にとって、坐禅とは…

日本での坐禅は、宗教・宗派とは無関係に精神鍛錬として認識され、寺などで僧が監視している中で坐禅を行う形をとる修行体験を、一般の人々向けに行っている。(引用元: Wikipediaより)

この認識です。

それがいいとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、そういった判断はさておき、虎渓山永保寺坐禅会(不二会)は、一般の人に向けて開催していただけるようですから、参加してみようと思いました。

事前に、永保寺に電話をしてみまして、参加希望の旨伝えました。すると、「坐禅の仕方などの指導はなく、周りの人を見て、それに倣ってください。」とのこと。というわけで、2018年6月17日(日)の坐禅会に参加してきました。(事前予約は不要です)

虎渓山永保寺

当日は、朝5:50までに受付を済ませ、参加費用1,000円を納めて大禅堂へ入りました。既に、多くの方が座っていらっしゃいます。参加者は、およそ30名ほど。6:4、あるいは7:3の割合で、男性が多いでしょうか。30代、40代以上、年配の方が多くを占めていらっしゃるようでした。

土岐川のせせらぎ、鳥のさえずり、朝の清々しい空気の流れ、そしてお香の香りでしょうか。そんな中、経行(きんひん)を挟んで坐禅を1時間御住職の法話粥座等を作法にのっとって体験させていただきました。永保寺は臨済宗南禅寺派ですので、般若心経  坐禅和参読経 等もありました。

虎渓山永保寺

大方の参加者は経験豊富なようでしたが、中には私のように初めて参加の方が何名かいらっしゃったようです。普段、永保寺のお庭を散歩するだけではわからない禅堂に入れていただいたり、お作法を教えていただいたり、とてもよい経験になりました。

何しろ、朝の6:00に始まって、8:00に終了します。終了後に、永保寺のお庭を散歩しました。静かな朝の永保寺は、いつもとはまた違った趣で素敵でした。そして早起きした分、その後1日を有効に過ごすことができました。

虎渓山永保寺

次の坐禅会は、

  • 2018年7月29日(日)
  • 2018年8月26日(日)
  • 2018年9月16日(日)

です。尚、初めての方は、永保寺のHPに坐禅会の流れが掲載されているので、一度目を通しておくとスムーズかと思います。

これまでに掲載した永保寺の記事

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青葉の季節。多治見・虎渓山 永保寺の庭園を堪能してきました

虎渓山 永保寺

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多治見・虎渓山 永保寺の紅葉を見てきました

永保寺の紅葉

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多治見・虎渓山 永保寺の大イチョウが黄金色、今が見ごろです

永保寺の大イチョウ

pickup画像春の虎渓山 永保寺(多治見市虎渓山町)、若緑の名勝庭園を散歩しました

虎渓山 永保寺

近くの気になるところ

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精進かりんとうのお店「風林堂」は、虎渓山 永保寺近くです

虎渓山 風林堂の精進かりんとう3種

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無料で穴場な陶芸美術館。とうしん美濃陶芸美術館(多治見市虎渓山町)に行きました

とうしん学びの丘

虎渓山 永保寺
住所:多治見市 虎渓山町1丁目40


※掲載した内容は、投稿時のものです。最新の情報等は、永保寺のHP等で確認してくださいね。

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