虎渓山 永保寺は、多治見市の観光スポットとして5本の指に数えられるのではないでしょうか。というわけで、緑が美しい今の永保寺を見てきました。
見どころは?
永保寺は、鎌倉時代(1313年)に開創された臨済宗南禅寺派の禅寺です。2つの国宝建築があるほか、名勝庭園が素晴らしく、季節を変えて訪れる度に違った美しさを見せてくれます。
青葉がまぶしい庭園を堪能しました
訪れた日は天気にも恵まれ、緑がキラキラと光っているようでした。
ひときわ目を惹く大きな陶製灯篭は、明治39年日露戦争時に陶器将軍とも言われた陶器商(実業家)であった加藤助三郎(1856年~1908年)によって奉納されたものです。尾州赤津の加藤助作の作で、志野釉、織部釉が促されています。昭和52年、多治見市の有形文化財に指定されています。(多治見市美濃焼ミュージアムより引用)
永保寺は、臨済宗南禅寺派の禅寺です。どこも、丁寧に手入れされているのがうかがえて、清々しいです。
お、こんなところにも「虎渓山」の文字が。
前方にそびえるのは、多治見市指定天然記念物の大イチョウの木です。このイチョウの木は、開山仏徳禅師お手植えの木と言われていて、樹齢はおよそ700年。樹高は25.37m。目通り4.33m、枝張りは20.5m。とまあ、見事なサイズです。この迫力ですから、紅葉の季節にも来てみたいと思いました。
臥龍池(心字池)に架かる無際橋(むさいばし)、その後ろの岩山や観音堂(水月場)。それらの景観が素晴らしいです。なんとも、フォトジェニックですねぇ。
土岐川の流れも見てみました。
この先の季節は、夏草が生い茂ると思われます。散策には十分気を付けてください。
これは、入り口にある看板です。境内は禁煙、飲食禁止とのことです。
また、防火、防犯のために午前5時~午後5時までの門限となっています。
天気の良い日の午後。青葉がまぶしい永保寺の庭園を、存分に堪能しました。また、秋の紅葉時期には違った様子を見ることができるのでしょう。季節を変えて、また訪れたいと思いました。
春の虎渓山 永保寺(多治見市虎渓山町)、若緑の名勝庭園を散歩しました
近くの気になるところ
無料で穴場な陶芸美術館。とうしん美濃陶芸美術館(多治見市虎渓山町)に行きました
虎渓山 永保寺
住所:多治見市 虎渓山町1丁目40
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