多治見は、美濃焼の町です。
美濃焼というのは陶芸技術の名称等ではなくて、この地域で作られた「やきもの」の総称を言います。なので美濃焼は、和・洋食器から、湯たんぽに、タイル…と多種多様にありまして、幅広~く私たちの生活の中に溶け込んでいます。
そんな美濃焼のひとつ、タイルの魅力を堪能できるカフェがあるのです。SWAN TILE caféです。
タイル満載のお洒落カフェ
とある日、美濃焼卸団地内にある SWAN TILE caféに行きました。
ところで、美濃焼卸団地とは、美濃焼の陶磁器卸商社が集まっている同一業種の卸団地です。毎年秋には、「たじみ茶碗まつり」が開かれて、沢山の人たちで賑わいますね。
そんな卸団地内の倉庫を、タイル満載にリノベーションして営業しているのが SWAN TILE caféです。そうなのです。床にも、壁にもテーブルにも、タイル、タイル、タイル。テーブルの上にもランチョンマットではなくて、陶板です。
この日は、2階席にお邪魔しました。この、微妙に天井が低いロフトは、かなり落ち着きます。
いくつか吊り下がっている青いランプシェード。これって、タイルに施釉する釉薬をいれていた桶ですね。青色が、店内のアクセントになっていました。
14:00~17:00は、デザートブレイク
さて、おやつの時間に伺ったので、いただいたのは、シフォンケーキのクリームサンド(680円)。4種あるうちの紅茶シフォンケーキをいただくことにしました。
プラス300円で、好きなドリンクをいたけるセットになります。(フルーツティーは除く) というわけで、今月のおすすめフレーバー紅茶(オレンジショコラのフレーバー)をオーダー。
なんという、なめらかさ!! シフォンケーキが、口の中でとろける~。クリームも、太っ腹域で入っていました。そして紅茶は、たっぷり2杯分。ふんわり香る柑橘(オレンジ)と、甘いショコラのフレーバーを堪能しました。
カフェした後は、店内奥のスワン工房でワークショップも
カフェの奥には工房が併設されていまして、そこでタイルを使ったワークショップを体験できますね。サンプル作品を見ていると、タイルの組み合わせで無限にデザインの可能性が広がるのを感じます。
ワークショップは、
- コースター(500円)
- 写真立て(800円)
- うえきばち(1,000円)
- なべしき(1,500円)
所要目安は、1~2時間程だそうです。私が見学させていただいた時も、親子さんたちでにぎわっていましたよ。
そして、ずらり並んだタイルたち。この中から好きなタイルを選んで、ワークショップできるのです。こういうのを見て、クラフト魂をゆすぶられる女子は少なくないと思います。(私もその一人か…?)
尚、ワークショップは予約もできます。確実に参加したい場合は、連絡を入れて確認したほうが安心ですね。
というわけで、タイルの魅力満載のカフェでした。
関連情報
美濃焼団地内には美濃焼スクエアもあります。お気に入りの陶器を探しに、立ち寄ってみては?
各メーカーの器を効率よくチェック&買い物するなら、美濃焼スクエアがオススメ
また、タイルに興味のある方は、モザイクタイルミュージアム(多治見市笠原町)もオススメです。
見どころ満載!!多治見・笠原町のモザイクタイルミュージアムに行きました
SWAN TILE café
多治見市旭ケ丘10丁目6-15(美濃焼卸団地内)
TEL:0572-26-9516
カフェ/11:00〜17:00、17:30〜完全予約制
SWAN工房/11:00〜17:00
火曜日定休(祝日の場合は営業)
Pあり
※掲載の内容は、投稿時のものです。最新の情報等は、お店HPで確認くださいね。