2018年4月 池田町に移転したコーヒーとパンの店 Jikan ryoko

実は移転前、はじめて Jikan ryokoのパンをいただいた時、「うわァ~、もっと早くにお店に来ていればよかった!!」なんて思った私です。というのも、口に入れた時、丁寧さが伝わる味を感じたのです。

pickup画像

多治見市音羽町/もっと早くに行けばよかった!! コーヒーとパンの店 Jikan ryokoでパンを買いました
コーヒーとパンの店Jikan ryokoの酒粕食パン

お店は、2018年4月に多治見市池田町に移転。既にオープンしていると聞き、行ってきました。

オーダーしたのは、コーヒー ケニアAAと甘夏タルト

店主が丁寧に、丁寧に、仕事を進めていきます。

お湯を適温に冷ました後、少量をそっと注ぎ、コーヒー豆を蒸らします。そして、待つ…。その後、頃合いが訪れると細心の注意でもって、優しくお湯を注ぎ始める。

コーヒーを淹れる一連の店主の動きは静寂さを伴っていて美しく、ぶしつけながらポカ~ンと見てしまいました。それは、ひとつひとつの順序を経てお茶を点てるお茶室の空気感にも似ているなぁ…と思いながら。

するとその時、フワァ~ッと辺り一面にコーヒーの香りが立ち登りました。

それは、濃厚な「香りの塊」が空気を押しのけて私の所までやってきた感じ。カウンターの端に座っていたのですが、その香りにビックリした私です。

そうして出していただいたのが、こちら。コーヒー ケニアAAと、甘夏タルト

Jikan ryokoのコーヒーと甘夏タルト

実は、カウンター向うのウォールシェルフには、デザインの違うコーヒーカップがいくつか飾られていまして。その中のひとつを「あれ、素敵だな…」なんて、見ていました。そしたらお店の方が、まさに私が好きだなと思ったコーヒーカップを選び、それでコーヒーを出してくれました。

きっと、お店の人は私のイメージからそれを選んでくださった、と勝手に確信している私です。そういう、無言のおもてなしと言いますか、キャッチボールって、あっておかしくないと思うわけです。

それは、真っ白なカップの胴部分に藍色のポイントが入っています。そして、カップを持ち上げると、ソーサーのくぼみ部分にも藍色が施されていました。

Jikan ryokoでコーヒー

そして、このケニアAAが甘くてまろやか。…美味しい。コーヒーは、味わっていただく嗜好品であることを実感しました。そして、甘夏タルトがまた、コーヒーに合いました。

どちらもパンと一緒です、丁寧さが感じられる味なのでした。

それにしても、何なんでしょう。このリラックス感…

お店の方が仕事する音がして、店内には他にもお客さんがいます。お店の方と軽く会話もします。そして会話が終わった後は、放っておいてもらってもらう。それらがどれも、居心地がいい…。

何故に、こうも落ち着けるんだ???

Jikan ryoko店内

実は私、いつもせわしなくワタワタしています。なのに、この空間に取り囲まれた瞬間、心臓の鼓動がワントーン落ち着いたような気がしました。

そして、思ったわけです。あぁ…。きっと、コーヒーもタルトの味も、この空間を共有する人も、全部ひっくるめて、同じレベルの平常心になっているんだなぁ…と。不思議な安らぎ空間に浸かるせいで、リラックスしちゃうんだなぁ…と。

とっても、いい時間を過ごせました。

Jikan ryoko外観

コーヒーとパンの店 Jikan ryoko
多治見市池田町5丁目142
TEL:0572-51-5289
OPEN:10:00~18:00
定休日:月曜/第2・4日曜
Pあり
※掲載した内容は、投稿時のものです。
※イベント等でお休みの時もあるそうです。最新の情報、定休日等は、お店ブログで確認くださいね。

Jikan ryoko外観

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