手前味噌作りのその後
ながせ商店街にある玉木酒店で開催された味噌作りワークショップ。大竹醤油醸造場(土岐市)の6代目にご指南いただきました。それが、2021年3月28日(日)のことですから、早2ヶ月経過しています。
大竹醤油醸造場(土岐市)6代目に教わる手前味噌、仕込みました
2ヶ月前の最初はこんなだったのです。大豆をつぶしつつ、塩と米麹と水をMIX。
その後、週1回を目安に味噌を掻き混ぜてきました。私は、簡単に煮沸したスプーンを使ってきました。そうして、今の様子はこんな感じ。改めて見比べると、かなり変化がでています。
そして最近は、気温が上がってきているせいでしょうか? 今回、セロハンのかかっていない部分(空気に触れている部分)に産膜酵母が出ていました。産膜酵母は、味噌作りにはつきものの白いカビで、無害です。
この産膜酵母をスプーンでざっくり取り除き、あとはいつも通り全体を掻き混ぜました。
ふと、掻き混ぜながら無意識に「可愛いぃ…」という言葉が口をついて出てきました。味噌が可愛いだなんて…。これは、かなり深刻な手前味噌愛です。
それもこれも、香りが作用しているせいでしょう。仕込んだ当初から麹の香りでしょうか(?)、発酵系のいい香りがずっとしています。この香りが結構、好きです。とはいえ、香りは少しずつ薄くなってきたかも。でも、未だ私を惹きつけるいい香りです。
今回、使い古したセロハンをやめて、サランラップを表面に乗せました。その上に、重石。出来ました。
ところで、味噌を掻き混ぜた後のスプーンには、どうしてもぬぐいきれなかった味噌が残っていまして。それをペロリ。毎回、舐めてます。これが、どうして、すでに美味!!
実は、仕込んですぐから味見してましたが、当初からやっぱり美味でした。となると、この先が楽しみでないわけありません。もうあと4ヶ月、育てます。