8月末、気づけばツクツクボウシが鳴き始めています。また、朝晩の空気が変わってきているのを感じます。日中は、危険なほどの暑さでも、確かに季節が動いているのですね。
散歩で見つけた8月の花たちを紹介します
ここにご紹介するはほんの一部…。暑い間でも、かなり沢山の草花が咲いていました。
センニンソウ(仙人草)
ツル性で、あちらこちらに絡まっています。群がって咲く白い花が可憐で目を惹きますね。でもこの白い部分、花に見えますがガクです。
名前が「仙人」とついています。この名前の由来は、花後にできる種に、仙人のヒゲのような羽根をつけることからです。羽根がついているので、風に乗って、遠くまで種を運ぶことができるわけです。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)
こちらもツル性で、いたるところで見られます。可愛い花を咲かせるのに、何故か不名誉な名前…。
といいますのも、葉や茎を揉むととても嫌なニオイがするから、こんな名前がついているとか。素朴で可愛い花だけに未だ、ニオイを確認する勇気のない私です。
ヨウシュヤマゴボウ
ヨウシュヤマゴボウの実が色づき始めました。子供の頃、この実で遊びましたが、手に色がつくとなかなか取れません。実は、この実はアルカロイド系の毒なので、注意が必要です。
コマツナギ(駒繋ぎ)
名前が正しいか自信がありません。
ツユクサ(露草)
ツユクサは随分長いこと、咲いていますね。6月~10月が開花時期です。とはいえ、花は1日の命(一日花)です。
クサギ(臭木)
クサギの花は、ピンクと白が華やかで、遠目にも目立ちます。8月中長いこと咲いていましたが、もう終わり。花はとても芳しい香りがします。
でも…、葉や枝はニオイが悪いのでクサギ(臭木)の名前です。
実りの秋、到来
各家庭のお庭ではイチジク、柿、栗が実っていますね。
ご紹介したのは、ほんの一部です。散歩で少し気にしてみるだけで、自然豊かな多治見を実感できました。
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