9月に入りました。学校も始まりました。そして、9月1日は、防災の日。
と共に、栗きんとんの日、というイメージを持っている私です。この日から、東濃名物 栗きんとんが販売される、というイメージです。というわけで、待ちにまった秋の味覚 栗きんとんを早速、いただきました。
※実際の所、「9月1日から栗きんとんが販売される」という決まりはないそうです。(御菓子屋店主談)
栗きんとんの季節到来
そもそも、栗きんとんとは
日本人の多くの人にとって、栗きんとんと聞いて思い浮かべるのは、お正月のおせち料理に入っている、あの、栗きんとんではないでしょうか。
実は、ここ東濃地方では栗きんとんと言えば、茹で栗に砂糖を加えて茶巾で絞った生菓子のことをさします。
これ、(基本)栗と砂糖のみで作られています。このシンプルさの意味するところは、栗をふんだんに使用している、ってことです。
何しろ、東濃地方は栗の栽培が盛んです。というわけで、栗の収穫時季になると、和菓子屋には栗きんとんが並び始めます。そして私は毎年、栗きんとんの食べ比べを楽しむべく、町の和菓子屋にあしげく通うことになるわけです。
素朴でいて贅沢な旬の味、栗きんとん…。これが、この地域における秋の味覚のお楽しみです。
亀屋の栗きんとんを食べました
とにもかくにも、9月に入りました。私の中では、9月1日は栗きんとんの日。2017年の初栗きんとんは、多治見市高根町の御菓子所 亀屋の栗きんとんです。(1個 220円)
待ちきれず早速、オープン。そして、いただきます!!
この栗きんとん。シンプルな生菓子といえども、味はお店ごとに違いますね。また、同じお店でも季節の経過で栗の仕入れ先が変わると、味も変わると聞いたことがあります。なので、「こちらのお店は、こんなお味です」とは、断言できないのです。
そんな中で、亀屋の栗きんとんはホクホクタイプ。優しい甘みで、栗の味が引き立っていました。そして何を隠そう、大きいです。栗きんとんで有名なお店は数あれど、亀屋のサイズに勝てるお店は数えるほどだと思います。というわけで、食べごたえありで、とっても満足しました。
尚、亀屋の栗きんとんには保存料が入っていない為、日持ちは3日です。お土産にするなら、先方様がすぐ食べられる状況であることを考慮したほうがいいでしょうね。でも、だからこそ、贅沢な旬の味です。
こうして今年初の栗きんとんを食べた私は、「この先も、各店の栗きんとん、食べますよ!!」と、幸せをかみしめたのでした。(ホント、美味しかった…)
亀屋はどこにあるの?
亀屋は、50年以上 地元に愛され続けてきた御菓子所。季節の和菓子がそろっていますよ。
JR太多線 根本駅からも徒歩圏内。旧248号線沿いを可児方面に進むと左サイド、大原川沿いにあります。
亀屋
住所:多治見市高根町4-9
営業時間:8:00~19:00
電話:0572-27-2583
水曜定休、第3木曜定休
※掲載した内容は、投稿時のものです。最新の情報はお店で確認くださいね。