11月3日 文化の日は、「岐阜-ふるさとを学ぶ日」
美術館は、学生のころからちょくちょく通っている私です。
勿論、作品自体を鑑賞する喜びと感動もありますが、広い空間に、細心の注意でもって作品が展示されているあの緊張感。照明の具合や、澄んだ空気。鑑賞後のちょっとした疲労感。(ただし、行列になる大人気の展示には疲労困憊ですがね…)
そんなこと全部をひっくるめて芸術鑑賞は、ささやかな暮らしの中に取り入れたいイベントのひとつです。
没後50年記念 加藤土師萌展
2018年11月3日(土祝)は、文化の日でした。この日、県の文化施設である美術館、現代陶芸美術館、博物館、かかみがはら航空宇宙博物館、高山陣屋が無料開放されていました。
そこで、セラミックパークMINOの中にある現代陶芸美術館で、没後50年記念 加藤土師萌展を見てきました。
加藤土師萌展、堪能しました。中でもスケッチは、時間をかけて鑑賞しました。描かれている対象を目の前にして、鉛筆を走らせている加藤土師萌の様子。その情景を想像して、加藤土師萌の世界に浸りながら描線を追っていました。そして、ひとつひとつの試行錯誤・作業・作品を積み重ね、年月を費やして、偉業はなされるんだなぁ…と、染み入って感じたのでした。
チャージ完了。
セラミックパークMINOの展望台
セラミックパークMINOに来た時は、必ず展望台にも上る私です。
お茶室の後ろ、紅葉はまだですね。そして、お茶室前の水場。色の違う石材がパッチワークのように配置されています。そのおかげで、目にも楽しいです。
階段を上って…
展望台の階段を上がりきった先にあるのは…
多治見市を一望できる景色。
お決まりの目線。展望台の下に広がる木々を、上から覗き見るのです。これ、鳥目線の景色です。
ちなみに下の画像は、2017年11月下旬の様子。紅葉の進み具合が見てとれます。
実際のところ、11月上旬の今は、まだ紅葉には早いですね。
展望台を下りたら、散策路があります。「駐車場」のサインの方向に進めば、施設内に戻らずとも駐車場に着きます。
山道とはいえ、よく整備されていて気持ちがいいです。
今の時季、どんぐりがワッサワッサ落ちていました。
というわけで、セラミックパークMINOは
- 落ち着いて芸術鑑賞できる場所
- 各種イベントが開催される場所
- 施設奥に、歩いて気分リフレッシュできる自然がある
- 東濃のお土産もの(陶器、食べ物他)が購入できる
こんなことを知っておくと、ご家族でもカップルでも結構、楽しめる場所だと思うのです。
セラミックパークMINO周辺をウォーキング、山の香りに包まれて気持ちいい!!
尚、展覧会等の詳細は、セラミックパークMINOのHPで確認してくださいね。
セラミックパークMINO
多治見市東町4丁目2-5