冷えは万病のもと、温かくしていますか?
最近の日本人は、冷え症の傾向にあると言います。平熱が、36度より低い人は低体温だと言っていいそうですよ。
低体温であるということは、血流が悪く、免疫力が低下していて、体調不良や病気がちなのだそうです。「冷えは万病の元」と言いますしね。美容にもよくないのですよ。
そんな私自身、冷え性を自覚しています…。なので、寒い時季には湯たんぽで体を温めて、快眠生活を心がけています。
多治見の窯元が作る、陶製湯たんぽ
今週から我が家で稼働しているものがあります。それは、湯たんぽです。これ、多治見の窯元がひとつひとつ、高田土の泥漿(でいしょう)を鋳込んで作った湯たんぽです。
飴色の釉薬が美しくて、なんともいい味出しています。
まずは、見ていただきましょう。横から見ると、こんな感じ。
お次は、上からみたところ。
そして、下から見たところ。この面を下にして、立てて釉薬をかけたのでしょうか。底の、接地面には釉薬がかかっていません。こういうところに、陶器作りの工程を見てとれます。
シリコンの着いた蓋で、しっかり密封できます。
では、使いかた。お湯は、漏斗を使って、グビグビ入れています。
お湯を入れたら、手づくりの湯たんぽカバーに入れます。そのまま使うと、肌にあたった部分が低温火傷をするおそれがありますから、カバーは必須です。カバーがなければ、バスタオルなどで覆うのも手ですが、飛び出さないよう要注意です。
カバーをかけたら、布団の中へIN。
こうして寒い季節は、布団の足元に湯たんぽを入れています。これが、とてもいいのです。
就寝前に布団の中に湯たんぽを忍ばせておきます。そうすると、布団に入った瞬間、安堵と幸せのため息をつくのが毎度の流れです。寒い季節、この暖かさは最強です。
陶製の湯たんぽは、ここがいい
肌にやさしい
湯たんぽは電気毛布と違い、使っても空気が乾燥しません。なので、肌に優しいのです。これは、乾燥肌の人には嬉しい味方です。
お湯は、翌朝の洗顔に利用
この湯たんぽは、400年前の江戸時代から高田で採れる土で作ってきました。そして、高田土の遠赤外線効果で、湯たんぽに入れた水がまろやかになるそうです。
カバーに入れて、布団の中に忍ばせた湯たんぽのお湯は、朝になってもかなりな温度を保っています。私はこのお湯を翌朝の洗顔に使っています。
どこで買えるの?
私は、数年前に美濃焼スクエアで購入しました。私が行った時、その場になくて取り寄せになりましたが、とても丁寧な対応をしていただきました。
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注意する点は、陶製なので、落とすと割れる可能性があります。またプラスチック製と比べると、重さがあります。ただしプラスチック製は、お湯にプラスチックのニオイがついて、翌朝の洗顔には使えなかった経験があります。
湯たんぽを一度でも使うと、きっと、やめられなくなりますよ。布団に入った瞬間の、ぬくぬくが、もうたまらなく幸せです。そして、この暖かさが朝まで続きますから。お蔭様で、快眠しています。