2019年9月OPEN 新町ビル

2019年9月26日(木)、多治見で「新町ビルプロジェクト」の名のもとに、新たに始動したビルがありまして。そこは、「陶磁器産業と地域の未来に向け、人もモノが交わる場を作る」べく始動した新町ビルです。

立ち上げ発起人は、花山和也氏と水野雅文氏。その花山氏は、「たじみビジネスプランコンテスト2018」のグランプリ受賞者であり、そのビジネスプランがこの「新町ビルプロジェクト」である、と理解しています。

オープニングイベントのあった9月28日(土)、新町ビルに行ってきました。

そこは、人と陶器が交わる新たな拠点

築50年超え、既存のビルをリノベーションしてオープンした新町ビル。入ってすぐに、これまで多治見にありそうでなかった空気を感じました。ワクワクしながら、キョロキョロ、各階を探索してきました。

1Fは、貸しスペースとのこと。9月28日(土)は、オープニングイベントが開催されていて、この日限りで、市内のこだわりのお店が出店。LaF the organics(多治見市太平町)の梨ジンジャーエールが驚くほどクリアな味!!でした。美味しい!!

山の花

2Fは、陶器を販売する「山の花」。

山の花2階

作家さんの作品から、プロダクツモノまで、花山氏セレクトの逸品が揃っていました。

山の花2階

そして3Fは、撮影スタジオとデザイナーのオフィスになっているとのこと。

こちらは4F。この時は、古物を扱う「わより」の品々が展示販売。

山の花4階

先日、スペース大原で開催されたイベント「たそかれとき」でも「わより」の品が演出されていました。きっと、時代も、作られた場所も、作者もそれぞれなのでしょうが、そのどれもが存在感を放って、凛と佇んでいました。

pickup画像
スペース大原(小泉町)の、内田 輝ソロライヴ「たそかれとき」に行きました

スペース大原にて日置哲也氏の作品

そして、「たそかれとき」で演出に使われていた陶芸家 日置哲也氏の作品とも再会できて、感動。深海に静かに沈む、サンゴのようなオブジェにとても魅かれます。

新町ビル、そこはなんぞや

思うにそこは、単に、「陶器揃ってますよ」だけな場所ではなくて、ジックリ味わう場所。本当に欲しい器を探す旅の一環として訪れるべき場所。スタッフの方と話を交わし、多治見という陶器の町の空気を感じとり、陶器あるいは人と出会う場所。そんなふうに感じました。

そんな中で、陶器を手に取ってその温もりを感じ、吟味して、自分に響いたモノが見つかれば、こんな贅沢ことはないと思うのでした。時間を取って、行きたい場所です。

また、この先、この場所で、魅力的なイベントが発信されるだろうことを大いに期待し、その時はフラフラ参加したい、と目論む私です。

新町ビル、どこにあるの?

新町ビルは、土岐川、本町オリベストリート、銀座商店街にほど近い絶妙なロケーション。

銀座商店街手前
新町ビル向かって左手は、銀座商店街

JR多治見駅から、ながせ商店街を通りぬけ、土岐川にかかる多治見橋を渡って、本町オリベストリートと共に、散策ルートに入れると充実のコースになると思います。

山の花

新町ビル
岐阜県多治見市新町1-2-8
12:00~20:00
月曜休
※掲載の内容は、投稿時のものです。最新の情報は、確認くださいね。

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