夏と秋の年2回、多治見市山岳連盟が主催してくれる市民登山教室というのがありまして、参加して来ました。
平成30年秋季の市民登山教室は、北八ヶ岳を代表するピークのひとつ、縞枯山から茶臼山コースでした。
2018年10月13日(土) 秋季市民登山教室「縞枯山~茶臼山」
コースは、北八ヶ岳ロープウェイ 山頂駅(2,273m)から縞枯山(2,403m)、茶臼山(2,384m)、そして五辻(2,150m)、山頂駅という周回でした。歩行距離として、5.2km。登山初心者向けに、人気のコースだそうです。
3度目の正直、天気はどうだ?
昨年からこの市民登山に参加し始めて、今回で3回目です。これまで、天気にはあまり恵まれず、3度目の正直(晴れてほしい!!)と願いたいところでした。
とはいえ、2週間前に行われた説明会では、のっけから「市民登山の時は、なぜか雨なのですよ」という説明に、苦笑いでした。装備の説明も、雨が前提の話で、トホホ…。(でも、雨に備えた話は必要ですね。)
で、迎えた当日です。
4:50 集合
朝の4:30。辺りはまだ真っ暗です。夜の雰囲気とはまた違う、早朝のどんより静かな世界。集合場所である多治見市役所に向けて車を走らせている時は、なんだか夢の中のようでした。
5:00 出発
バスに乗ったら目的地まで連れていってくれる、これが市民登山教室の有難いところ。早く起床した分、バスの中でも眠れます。
6:35 駒ヶ根SA
10分ほどのトイレ休憩。しばらくして、持参した朝ごはんのおにぎりを頬張りました。
北八ヶ岳ロープウェイ
ロープウェイに乗って、山頂駅まで行きました。(所要約7分、と言っていたかな?)
山頂駅(2,233m)出発
ここから、スタートです。
山頂駅、縞枯山荘、雨池峠までは平たんな道を進みました。登山仕様の装備でなくとも、この辺りまでなら歩いて散策しにこれそうです。
縞枯山荘付近の景色です。
でも、雨池峠から先、縞枯山山頂方面に進むと山道に入ります。
縞枯山(2,403m)
雨池峠から登り道。ゴロゴロした石の道を進み、一部、急斜面を登って、縞枯山山頂に到着しました。
縞枯山展望台からの眺め。案外、景色は見えていました。
茶臼山(2,384m)
視界抜群とはいかないけれど、見事な景色。そして、強風。
風をよけるため、少し道を戻って、食事を取りました。
五辻から山頂駅までの道
苔むした緑の森の中は、別世界。
山頂駅
余裕の時間で山頂駅まで戻って来れました。ロープウェイで下りた先で、お土産購入。
14:00 バス乗車
帰路のバス車中では、既に爆睡…。
14:45 蓼科湖
休憩&お土産タイム
19:00 帰宅
最後、事故渋滞を避けて、土岐ICで下りて走行したため多少、時間がかかりました。でも、無事に帰宅。
帰宅後、22:00頃にドドッと疲労が押し寄せてきて一瞬、爆睡。登山後に温泉に入らなかったので、そのまま布団に入ることも憚(はばか)られ、「眠たい、寝たい、でもお風呂…」と、意識朦朧としながら、のたうちまわってました。
まとめ
心配していた当日の天気、雨は免れました。気温も暑からず、寒からず。でも山頂は強風。多治見の気温と、2,000m超えの山の気温との差をイメージできず、服装に迷いましたがレイヤーの服装で対処できました。
前の週が3連休だったせいか、現地はそれほど混んでいなかった印象です。紅葉にはまだ少し早かったようです。
今回は、下山した後の温泉がありませんでした。これは、とても残念。是非とも、是非とも、山と温泉はセットで…と、切にお願いしたいのが個人的希望です。何故って、帰宅後にお風呂は、この上なく面倒なんです。
一般の参加者は、ご夫婦、お爺さんとお孫さん、友達同士、もちろんお一人参加の方もいらっしゃいます。コースは、初心者向けコースです。バスをチャーターしてくれます。というわけで、登山に興味のある方にとって、参加しやすい市民登山教室でした。
とにもかくにも、素晴らしい経験させてもらいました。多治見市山岳連盟の皆さま、ありがとうございました。