2020年1月11日、新町ビルでお茶会

新町ビル(多治見市新町)がオープンして、3ヶ月と少し。この度、オモシロそうなイベントが開催されることをキャッチしたので、行ってきました。

新町ビル

それは、お茶会。2020年1月11日(土)、新町ビルにて新春 新町茶会が開催されました。

何しろ、会場は、築50年超え、既存のビルをリノベーションした新町ビル3階です。そこに、どんな茶室をしつらえるのかしら、と興味が湧いたのです。また、選りすぐりの陶器を扱う山の花が絡んでいますから、お道具選びも興味深々。というわけで期待を膨らませて出かけた私です。

当日。
席主は、スペース大原(多治見市小泉町)の伊藤氏。お客様の中にはお茶会は初めて、という方もいらっしゃいましたし、硬いルールにとらわれないカジュアルなお茶会としてスタートしました。

だからこそ、お菓子の写真を撮らせていただきました。

新春 新町茶会

お菓子銘は、「令月」(ルビーショコラとライムの香りの花びら餅)ミモザ製。新春にいただく花びら餅を、和洋折衷にアレンジしてありました。これがとてつもなく美味しかった…。
そして、この地で活躍する作家さんたちの茶碗でお茶を楽しみました。

肩肘張らず、誰もが楽しめるお茶会

お茶会をひらく亭主は、お客様をお迎えする当日は勿論のこと、その準備に膨大なエネルギーを注ぎます。コンセプトやお道具選び、お菓子やお茶、お花を準備して、そのすべてに意味が込められます。

そんな幾重もの下準備でもって当日を迎えお客様をおもてなすお茶会は、一期一会の体験型総合芸術じゃないでしょうか。

一方、お客様はそんなおもてなしを感受して楽しめるだけの知識やセンスが必要であったりするわけで…。毎度、自分の勉強不足や至らなさを実感するわけですが…。

また、お茶会は基本的な作法や流れのルールにのっとって進みますが、ルール(作法)を知らない者にとってはそれが高い壁に感じるものです。

今回の新春 新町茶会は、そういう厳密さを取っ払って、どんな方でもウェルカムで受け入れてくださいました。ひとつの形として、こういったお茶会がこの先も続いてくれることを期待します。楽しかったです!!

新町ビル
岐阜県多治見市新町1-2-8
12:00~20:00
月曜休
※掲載の内容は、投稿時のものです。最新の情報は、確認くださいね。

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