多治見・ウォーキングコース【No.94】根本・大原の古道梅の花咲く今渡街道コース

平成22年度の国の統計によると、

多治見市の平均寿命
男性：79.6歳／女性：86.5歳

です。また、

岐阜県全体の健康寿命
男性：70.89歳／女性：74.15歳

です。（参考引用：たじみ議会だよりNo185（平成29年11月1日）より）

健康寿命とは、健康上の問題なく、日常生活がおくれる期間のことです。健康寿命は長いにこしたことはないですね。そして、平均寿命との差が少ないにこしたことはないですね。それによって、かかる医療費や介護. 給付費等も削減されますし。

そこで多治見市は、市民の健康や体力の維持向上を図る目的で「歩きゃ～カード」を実施しています。ウォーキングコースを歩いて、スタンプを集めると、その数によってバッジがもらえる仕組みです。歩いて、健康になってね、というわけです。

で、これに私も参加しているというわけです。今回は、歩きたい道たじみ ウォーキングコース100選マップの【No.94】根本・大原の古道　梅の花咲く今渡街道コースを歩きました。

歩きたい道たじみ ウォーキングコース100選マップとは？？な方は、この記事を読んでみてください。
歩きたい道たじみウォーキングコースがスゴイと思います

根本・大原の古道　梅の花咲く今渡街道コースは、道に迷いました…

大原自動車学校の前の道は、久々利街道と言うのですね。久々利と内津を結ぶ街道です。旗本4千石の千村氏が大原を経由して常用した道だそうです。

遠くに、恵那山が見えます。

大原自動車学校を過ぎると、両サイドに森があります。この右手の森の中に入っていって…

右手にグラウンドがあって、「野球の練習してるなぁ」なんて見ながら…

お、すごいツルが育っているなぁ…

なんて進む道、これは間違ってますので。結局、引き返すことになりますよ。（引き返した私です。）

そうなのです。マップ上の「入口に注意!」の林道への入り口が分からなかった私です。結局、普賢寺へ続く、川沿い左サイドの小路を進むことにしました。でもこの川沿いの道、とてものどかで素敵でした。

普賢寺横から山道に入って、金毘羅神社へ。前回の、【No.81】池原神社から高社山ミニ登山コースで歩いた道を逆走する形です。

その先、農免道路を歩く10分くらいの距離は、歩道のない道です。車も適度に通るので、注意が必要です。

諏訪神社へ向かう途中の道。ふと、振り向くと、得も言われぬ美しい田舎の午後の景色…。

凛とした神社です。甲州から若尾氏が根本に来た時に、鎮守の森に諏訪神社を迎えたそうです。

若尾氏の菩提寺です。

その後、根元公民館方面へ戻る際の、根本の田園風景がのどかでよかったです。

100選マップでは5km、所要約1時間30分とありますが、私は道に迷って2時間半歩きました。また、山道を歩くのと違って、アスファルト道路を歩くのは（硬いので）疲労すると感じました。歩き方に気を付ける必要があると思いました。

100選マップの地図は、オリジナル地図なので、かなり省略された部分もあります。私はスマホのGoogle mapと併用して歩きますが、どうしても見つからない道もあります。

こうなったら、探検気分で100選マップの地図を解読している私です。とはいえ、よくよく見ると、やっぱり丁寧に書かれていることを感じます。

何はともあれ、これまで来たことのない町の風景を歩くのは、とても興味深いです。そして歩きながら、撮影意欲を駆り立てられる被写体を見つけるのがまた、楽しみとなっています。

今回、歩いたウォーキングコースの地図は、多治見市HPのウォーキングマップのPDFダウンロードページから取れますよ。コースは、100選マップの中の【No.94】根本・大原の古道　梅の花咲く今渡街道コースです。