多治見市には鰻屋さんが沢山あります。
なぜって、窯を焚く際、火の番をする陶工たちは、土岐川の鰻を食べてスタミナを付けていたということです。そのせいで、多治見は今でも鰻屋さんが多いのです。
そんな土地に暮らしていながら、市外の鰻屋さんに行くなんて、「多治見市民としてあるまじき行為!!」なんて、お叱りを受けそうですが…、行ってきたのでご報告です。
各務原市鵜沼の地元で有名な鰻屋さん
行ってきましたのは、岐阜県各務原市の川魚料理 うな神。地元の人は、「鰻なら、うな神」と誰もが(?)知っている、有名なお店です。
頂きましたのは、うなぎ丼[上] (2,850円)。鰻蒲焼、肝吸、漬物、御飯です。
おぉ~。このツヤツヤ加減!! お腹を空かせていたので、撮影もそこそこに頂きます。
鰻は、フワリと柔らか。タレの味と香りが絶妙です。
そして、注目すべきはご飯でした。なんだか、お米の粒が細長いのです。「ん!?ロング米を使っているのかな??」と思いましたが、香りは気になりません。そして、サラリとしています。かといって、パラッパラッなわけでもないのです。
むしろ、モチモチした粘りがない分、タレが濃く浸みこみ過ぎず、程よく絡んでちょうどよい塩梅なのです。味も主張しすぎない、ほんのりした甘味を感じます。これは、厳選してこのお米にしているんだなぁ、と思いました。
後でお店の方に聞いたところ、お米は、宮城県産 特別栽培米の「つや姫」だそうです。
ちなみに、特別栽培米とは…
引用:農林水産省「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」
宮城県産 特別栽培米の「つや姫」は、こだわりのお米だということですね。
肝吸も美味しくいただきました。
いえね。どれもこれもが美味しくって、我を忘れて食べそうでしたが、いやいやいや、意識を引き戻して、しっかり味わっていただきました。
というわけでお腹いっぱいの量、大満足の味でした。
お店はどこにあるの?
愛知県犬山市からすぐです。多治見市からは、尾張パークウェイを走って約40分目安。
名鉄 犬山遊園駅を通過して、木曽川にかかる犬山橋を渡ります。木曽川を渡るとそこの先が岐阜県各務原市です。道をずっとまっすぐ進み、右手の名鉄 新鵜沼駅を通過。踏切も渡って、進みます。その先、行きつく「鵜沼東町」交差点の目の前です。
大きな看板が出ているのでお店は見落とさないと思います。「鵜沼東町」交差点は、道の交わり方が複雑ですので、気を付けてください。
川魚料理 うな神
岐阜県各務原市鵜沼東町2丁目94
TEL:058-384-9209
OPEN:11:00~14:30 / 16:30~21:00
日・祝:11:00~21:00
月曜・年末年始休、Pあり
※掲載の内容は、投稿時のものです。営業時間詳細、最新情報等はお店HPで確認してくださいね。