誰にでも、「なんだか好きな場所」ってあると思うのです。

それは、行きつけのお店の特定の席であるかもしれないし、もっとざっくりと、その町の雰囲気が好きなのかもしれません。人によっては、好きな場所を幾つか、持っているかもしれません。

私の「なんだか好きな場所」のひとつは、土岐市下石(おろし)町 裏山地区です。

土岐市下石(おろし)町は、とっくりの産地

岐阜県土岐市は、多治見市のお隣です。そして土岐市下石(おろし)町は、とっくりの産地として有名です。この下石(おろし)町 裏山地区では、何軒もの窯元がありまして、絵付けや鋳込み等、各々が陶器の生産に携わっていらっしゃいます。

歴代の首相のお顔が描かれた湯呑みとか、魚漢字が書いてある湯呑みって分かりますか?その湯呑を作っているのも、この地区の窯元さんです。

そしてそこには、(知らないくせに)懐かしさが湧き起こる陶芸の里の風景があるのです。理由なんてありません。この界隈が私は好きなのです。

散歩がてら、とっくり とっくんを探す楽しみ

この町には、もうひとつ、とても面白いものがあります。その名も「とっくり とっくん」。

とっくり とっくん

とっくり とっくん」は、町おこしの為に下石町裏山地区の窯元19人が集まって、生み出したオリジナルキャラクターです。

ご覧のとおり、とっくりに顔と手足がついているキャラクターです。陶器製でして、下石(おろし)の町のあちらこちらで暮らしているわけです。これがとっても楽しいのです。

左:リラックスしてます。左:壁にへばりついてます。

とっくり とっくん

土と格闘しているとっくん。かたや、川の上で行き場を失っているとっくん

とっくり とっくん

左:口から出しているのがお酒だったらいいです。右:懇願?、祈願?するとっくん

とっくり とっくん

まだまだあります。

とっくり とっくん

連作のとっくんも。

とっくり とっくん

下石町の荒神窯(こうじんがま)では、Myとっくんを作る作陶体験もできるようです。参加費用は1人1体3,000円。毎週土曜日、要予約。(参加が10人以上なら平日も可)
詳しくは、荒神窯HPでご確認ください。

第21回下石どえらあええ陶器祭り

この土岐市下石町では、毎年10月に陶器まつりを開催しています。今年の第21回下石どえらあええ陶器祭りは、2017年10月28日(土)~29日(日)ですね。

毎年、メイン会場では陶器の販売だけでなく、「陶芸ライブ」や、「一窯一徴(いちよういっちょう)展」など、イベントを開催しています。そして、私の好きな裏山地区では、窯元を開放して見せてくれます。窯元めぐりをしながら、お気に入りの陶器を探すのも楽しいものです。

今年10月の第4土日は、とっくりとっくんを探しつつ、第21回下石どえらあええ陶器祭りを楽しむ、なんてどうでしょう?

※第21回下石どえらあええ陶器まつりはの詳細は、サイトを確認してくださいね。
第21回下石どえらあええ陶器祭り

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