多治見市笠原町は、タイル生産で有名な町です。タイルの町なだけに、町中にはモザイクタイルの作品が点在しています。というわけで、作品郡を見てきました。
タイルの町を彩るゴミステーションのモザイクタイル
笠原町には、2016年6月に開館した、多治見モザイクタイルミュージアムがあります。見どころ満載のオススメミュージアムです。
でも、見どころは多治見モザイクタイルミュージアムだけじゃないのです。町中には、モザイクタイルの作品群が点在していましてね。これが、どれも力作揃いなのです。そのいくつかを見てきました。
町のごみステーションが、モザイクタイル作品に変身
どこにでもある町のごみステーション。でも、笠原町のごみステーションは、その中面と外面がモザイクタイルで彩られているのです。
正面幅2.5m、高さ1m、両袖1.2mサイズ。同じ図柄はなく、それぞれに違った作品です。これらは、地元の女性たち、その名もモザイク プリンセス(モザプリ)の皆さんがボランティアで制作されているそうです。
では、いくつかご紹介します。
この作品「怪獣」は、モザイクタイルミュージアムにも程近い所にありますよ。ミュージアムの正面ゲートの道沿い。マルナカストアーを超えて進んだ先です。
「鶴」は、和テイストです。エッジの黒が効いてますね。
仕様するタイルの形や釉薬の違いを駆使して、表現しているのがわかります。スゴイです!!
こちらは、「蛍」。蛍の光が、モザイクタイルでリズミカルに表現されています。
外側は、抽象化した蛍。夜の闇の中、蛍が光を放っています。
あ、「自衛官募集中」の看板もモザイクタイル仕様です。
町中にはこんな作品も。
「赤ずきんちゃん」です。作業量がハンパなく、スゴイです。
そして、メルヘンな世界満載です。まず全体を見て、その次に細部を見ると、モザイクタイルの種類や色あいの多彩さに驚きます。もうね、芸術作品ですよ。
これは、「フローラ」というタイトル。タイルの特徴を生かして、図柄に投影しているのが感じられます。
こんな抽象作品もまた面白いです。
ほのぼの作品。
幼稚園の壁にも、モザイクタイル絵。
かぐや姫。これは、最近の作品だとか。レベル高いです。
こちらは「帯締め」。
見上げても、モザイクタイル絵が。
とまあ、さすが!!タイルの町「笠原町」。圧巻のタイル作品郡でした。このほかにも、まだあります。そして、この先も増えていくそうですよ。
そうそう、こちらは後日、道に迷った先で見つけたごみステーションのモザイクタイル作品です。バレリーナがモチーフでしょうか。
そしてこれは、笠原小学校近くのゴミステーション。防鳥ネットを外すのを遠慮したため、隙間撮影です。これって、子供たちの作品でしょうか!?(ステキです!!)
モザイクタイルの作品は、どこにあるの?
町を散策していると、ひとつふたつは見つけられると思います。とはいえ、あてもなく彷徨ってもいけませんから…。
そんな時は、モザイクタイルミュージアムにほど近い御菓子処 陶勝軒さんで手作りMAPがもらえます。その地図を頼りに探すのも手です。
御菓子司 陶勝軒には「たべられるモザイクタイル」があるのです
その他、歩きたい道 たじみ ウォーキングコース100選マップ【No15】笠原万治地蔵コースを歩くと、「鶴」「赤ずきんちゃん」「フローラ」などの力作に出会えます。
また、コース内の笠原神明宮にある、神馬のモザイクタイル・レリーフも必見!!ですよ。
ウォーキングコース【No.15】笠原万治地蔵コースを歩きました
歩きたい道 たじみ ウォーキングコース100選マップとは??な方は、この記事を読んでみてください。
歩きたい道 たじみ ウォーキングコースがスゴイと思います
あるいは、ウォーキングマップのPDFが、多治見市HPからダウンロードできますよ。
多治見市HP