いったい、いつから雨が降っていないんだろう
この地にお住まいの方なら勿論、ご承知のとおり…。2018年8月の多治見はいまだ、酷暑です。果たして、十分な量の雨が降ったのは一体、いつのことだったか…。手繰り寄せできる記憶がありません。
そんなですから、仕事を終えた毎日、畑に行って水やりをするのが日課です。畑とは、この春から借りている市民農園のことです。
畝づくり、植付け、土寄せ、草取り…じゃがいも作りでスローライフどうですか
畑を始めて半年が過ぎ、今は夏野菜の収穫がピークを過ぎました。例えば、1番手のキュウリなどは苗を引っこ抜いて、終了しました。今からは、3番手のキュウリを育て始めるのが、ぎりぎり間に合うかどうか…。
土作りして、野菜を育てて、収穫する畑のサイクル。これが案外、短い期間のうちに繰り返されることに、新鮮な気持ちで驚いています。そうなのです。畑初心者の私は、野菜の成長速度に驚きつつ、恵みの恩恵を享受しつつ、水やりの苦労に疲労しています。
畑に行けば、なにかしら収穫していく毎日
今育っているのは、黒枝豆。「食べごろまでには、あと1週間はかかるね」と、畑の先輩に言われたところです。
種から育てているツルムラサキは、この先の成長が期待できそうです。これまではキュウリの影に隠れていましたが、キュウリが終了した今、勢いついて伸びることでしょう。
ひまわりの花も、もう終了。
ズッキーニも、ほぼ終了。種から育てている7本のバジルは、新鮮な葉先を毎日のように収穫しています。さつま芋は、成長が遅れ気味。ナスやピーマンは、日焼けるほどに太陽を浴びています。里芋は、水不足で喘ぎ喘ぎの状態。
というわけで、これら野菜の水やりに追われている私です。
畑から水源までは約20mの距離。10リットルの水が入るジョウロで10往復ほど。雨が降らないので、毎日のことです。これが結構、大仕事でして。
というのも、効率よく水やりをしようと大きなジョウロを購入した私ですが、今現在、静かに後悔しているところです。両手に荷物を持つならまだいいのです。でも、10リットルの水の入ったジョウロ「1つ」を運ぶというのは、言ってみますと、腰にくるわけです。連日の水やりで私の腰が今、悲鳴をあげはじめています。
畑の野菜のためはもとより、私の腰が壊れる前に、どうか雨が降って欲しい…。今、切に願っているところです。
とはいえ、水やりすればちゃんと、それに答えて元気に育ってくれる植物たち。こうして今日も仕事帰りに、(腰をかばいつつ)いそいそと水やりしている私です。そして、水源と畑の10往復を終えると「よしッ!! 帰って、晩酌だ!!」と、達成感に浸りながら家路につくわけです。