北欧の魅力満載!!フィンランド陶芸展/marimekko SPIRIT展

2018年12月現在、セラミックパークMINO内に入っている岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI・IIで、フィンランドの魅力たっぷりの展覧会が開催されていますね。

岐阜県現代陶芸美術館
ギャラリーI:フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア
ギャラリーII:marimekko SPIRIT
期 間:2018年11月17日(土)~2019年2月24日(日)

独立後、フィンランド芸術の立ち位置が確固となった軌跡

フィンランドと言えば、marimekko(マリメッコ) がよく知られていますね。好きな人も少なくないかと。

でも、フィンランドがロシアから独立したのが1917年のこと。それから、たったの101年しかたっていないことを知っている人って、どれだけいるでしょう。恥ずかしながら私、知りませんでした。

話しがそれますが…。

フィンランドのお土産品に「SALMIAKKI(サルミアッキ)」というお菓子がありまして。塩化アンモニウムとリコリスが入った黒い物体です。食感はまるでゴム。原材料から想像していただけるかと思いますが、独特の香りとともに、世界一まずいお菓子と言われています。(とはいえ、私は好きです)

以前、フィンランド人の友人がこの「SALMIAKKI(サルミアッキ)」の話しとして、「これを、ロシア兵に一つずつあげるんだよ。そうすると、食べたロシア兵がみんな下痢(※)をして撃退できる、ってわけさ(ガハハッ)」なんて、話していました。

ロシアとフィンランドの関係、その意味するところを知らずに聞いていた私です。無知でした。こうして、私の「無知の穴」がひとつ、埋まったのでした。※SALMIAKKI(サルミアッキ)を食べ(過ぎ)ると、人によりお腹が緩むそうです。

さて、そんなフィンランドが独立後、どんなふうに陶芸家が育ち、活躍してきたか。どんな試みがなされたか。そんな軌跡が「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」ではわかりやすく展示されていました。

撮影可能なmarimekko SPIRIT

いっぽう、ギャラリーIIで展示されていたmarimekko SPIRITは、撮影可(!!)でした。marimekko 好きにはたまらないのではないかな。

岐阜県現代陶芸美術館 marimekko SPIRIT

自然現象を見つめてそれをスケッチし、デザインパターンに起こしてみたり。大自然と、とても近い距離にあるフィンランド人芸術家の様子を感じとりました。

岐阜県現代陶芸美術館 marimekko SPIRIT

総じて、marimekkoのデザインパターンが人の心をつかむのは、自然に寄り添ったところからインスピレーションを受けているせいかな、なんて感じたのでした。また、色使いが美しいですしね。

岐阜県現代陶芸美術館 marimekko SPIRIT

茶室も展示されていました。2019年1月19日には、マリメッコ茶会が開かれるようです。残念ながら、マリメッコ茶会は、既に定員に達していますが、ひとまずここで、茶室を見ることができます。

それにしても、お茶会時のお菓子は一体どんなだろう、と興味深々です。まさか、前出の「SALMIAKKI(サルミアッキ)」が絡んでくることはない…、よね(?)。そんな冗談は置いておいて。とても気になります。

岐阜県現代陶芸美術館 marimekko SPIRIT

このモノトーンな茶室に色とりどりな着物の方が並んで座ったなら、さぞやステキでしょうに…。着物は、どんな感じがいいかな。そんな想像をするのも楽しいものです。

美術館なら寒くない

この先、寒さが増してきます。でも、美術館なら寒さ知らず。天候にも左右されません。おまけに、フィンランド陶芸展marimekko SDPIRIT展、ともに、見ごたえのある展示となっていました。開催期間も長いのでまだの方、是非オススメです。

※展覧会の時間、価格他、詳細は岐阜県現代陶芸美術館HPで確認くださいね。

岐阜県現代陶芸美術館 marimekko SPIRIT

展望台や、施設周辺の山歩きもオススメです。

pickup画像

2018年12月初旬、セラミックパークMINO周辺の紅葉具合はどうかな

セラミックいパークMINO展望台

セラミックパークMINO
岐阜県現代陶芸美術館
多治見市東町4丁目2-5

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