梅雨只中の今。傘を持って外出するかどうか、天気予報が気になるところですね。
濡れた傘を持ち歩くのは、何かにつけて厄介ではあります。今日は、そんな濡れた傘の話です。
濡れた傘を持ち歩くことが多い梅雨時
デパートやスーパー、公共機関でも、雨の日には入口にポリエチレン製の傘用ビニール袋を置いてくれます。おかげで、傘についた雫で床を濡らさずにすみます。
よくある風景として、入り口に用意されたビニール袋の束から1枚ちぎって、自分の濡れた傘を入れて使います。そして、その場を去る際に、傘からビニール袋をはずしてゴミ箱に入れる。
あるいは、ゴミ箱とは言わずとも、返却箱が設置されています。そして、使い終わったビニール袋を返却箱に置いて立ち去ります。
ところで、次に来た人が返却箱に置いてある(誰かが使った)ビニール袋を再度使うことは…、めったにないと思います。十中八九、新しいビニール袋を使うと思います。
誰かが雨に濡れた傘を入れただけなのに…。同じく、雨に濡れた自分の傘を入れるだけなのに…。
ポリエチレン製のビニール袋は、使い捨て感が濃いものだからでしょうか。穴が空いているかも、と思うからでしょうか。
使い回しできる傘用ビニール袋
とある雨の日のこと。
名古屋市の鶴舞図書館に行った時、こんな傘用ビニール袋が用意されていました。
専用のスタンドにかけられています。とても丈夫なビニール製です。
早速、私の濡れた傘を入れました。
違和感なしです。ハリがあるしっかりした素材なので、ビニール袋がズリ落ちる心配なしです。誰かが使った傘入れをまた使っていますが、穴があいているかも?という心配はゼロ、いい感じです。
用事を済ませて、その場を去る時は元のスタンドに傘入れを戻しました。すると、空いた口が下向きになるので、ビニール内に溜まった水が流れ落ちます。
あ。今、私、「傘入れ」と言いました。そうなのです。「傘用ビニール袋」と言わずに「傘入れ」と言っていました。そうなのです。私の中で、「使い捨てのビニール袋」から、何度も使える道具としての「傘入れ」に昇格しています。
何度も使える傘入れ、いいと思います
「傘入れ」にはガッツリと「名古屋市図書館」と記載されていました。なので、盗難の心配も少ないと思います。
そもそも、その場を去る時はこの「傘入れ」を外して、傘をさして立ち去るわけです。普通に考えて、元のスタンドに戻してくれるのではないでしょうか。
何度も使いまわせるから、エコの観点からもとてもいいと思いました。コストパフォーマンスの観点からも、悪くないのではないでしょうか???
これ、いいと思いました。