※読書数に誤りがあったので、数字を修正しています。
2018年2月23日(金)18:30~ ヤマカまなびパーク 1F学習室で、T.T.T.多読クラブがありました。「英語多読って?」な方は、こちら(↓)を読んでみてくださいね。
多読クラブでは毎回、自分が読んでいるオススメの英語本の紹介をしあっています。皆さん、それぞれの英語レベルや好みがあって、選ぶ本はまちまちです。こうして、仲間と情報交換をしてモチベーションをキープしているのです。
この日の私は、オススメ本を持ち合わせておらず、これまでの多読の成果をお話ししてきました。
私の英語多読進捗状況
2017年10月から、英語多読をはじめた私です。
始めた当初は、アルファベットの羅列を見るだけでストレスが湧き起こっていました。なので、「さあ、読みますよ」と自分で自分の背中を押して、どうにか読み始める感じでした。こんなだから、1回に1,000文字を読むのが精一杯の域。
それでも、1冊の本(それは、YL0.9域の本ですが)を読み終えると、「うん、面白かった」と思えました。そのおかげで、これまで続けてこれたわけです。
それから2ヶ月後、5,000文字を2日で読むようになりました。
100万語までは、はるか彼方の長い道のり
でもある時、ふと思ったのです。
この4ヶ月間で読んだ英語総数は、6万5,000語。100万語を手始めの目標としていますが、ならば目標達成まで、あとどれだけかかるんだ?と。
計算してみました。このペースでいくと、100万語達成まで61ヶ月かかることになります。それって、5年です。あぁ、意識が遠のく…。目眩がしました。
というわけで、ターボをかけて英語多読することにしたのです。
で、今月読んだ総数が8万語。おっ。かなり、スピードが上がっています。このペースでいくと、12ヶ月で100万語達成です。これなら、ゴールが見えてきました。
なぜ、2月は英語多読がはかどったのか
では、なぜに今月1ヶ月だけで、過去4ヶ月分の読書量を上回ったのか。その理由を考えてみました。
【その1 】進捗具合を数字で見て、焦った
前述のとおり、これまでのペースでいくと、100万語達成まで5年(!!)の歳月を要します。この事実を目の当たりにして、少なからずショックを受けたわけです。
実はこれまでは、「ゆっくりでもいいじゃない、英語多読を長く続けよう」と思っていました。でも、100万語読むことが最終目標ではないのです。100万語は最初の通過点なだけであって、その先がまだまだ続くわけです。
考えてみれば、英語上達が目標なのです。ならば、「とにかく、まずは100万語!!」「今が頑張りどき、なんじゃないの?」と、自分自身に喝を入れたのです。
【その2】YL2.0、1冊の総語数5,000語の本が読みやすかった
現在、OBW(Oxford Bookworms Library)シリーズのYL2.0(※1)を読んでいます。これが、今の私にはストレスなく読める、ちょうどよいレベルでした。
YL2.0は、シンプルな文章で構成されています。そして、1冊5,000文字前後であるところが、負担にならずに一気に読み進められました。
途中、知らない単語が出てきたとしても、意味を想像してそのまま読み進めます。同じ単語が何度かでてくるうちに、その意味が想像から確信になってきたところで、本の後半にあるGLOSSARY(小辞典)で確認しました。
このGLOSSARY(小辞典)は、英英辞典であるところがまた面白いです。「なるほど、この単語をこんなふうに英語で説明するわけね」と、二重に英語の勉強が出来る感覚です。そして1冊読み終えた後、やっぱり気になる2つ3つの単語を今度は英和辞典で調べて、納得して終了します。
これで1日1冊。読まない日もあるから、1ヶ月8万語というペースでした。
※1:YLとは、読みやすさレベルの略です。多治見市図書館にある英語多読本の分類で、読みやすさのレベルを0.0~9.9の数値で表しています。数値が小さいほど、読みやすいということです。
【その3】少しずつ、英語を読むことに慣れてきた
4ヶ月前は、英語本を開いた時点でストレスがありました。そんなストレスが、薄らいできていることを感じます。その結果、読める語数が増えています。
【その4】純粋に読書を楽しんでいる
英語本を読むことで、新しい世界を知る面白さを実感しています。例えば、この一文。
I promise to tell the truth,the whole truth and nothing but the truth.
これ、法廷で証人がウソをつかない旨を宣誓する言葉です。日本語で言うところの「良心に従って、真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓います」と言った言葉です。
こういった英語は、英語多読を始めなければ知ることはなかったのではないかと思います。こういったところで、知識が広がる面白さを感じています。
そして時には、ストーリーに心が震えて泣けています。これって、英語であることに関係なく、純粋に読書を楽しんでいます。
まとめ
多治見市図書館にある英語多読コーナー。ここには、あらゆるレベル、あらゆるジャンルの本が揃っています。これがスゴイところだと思うわけです。
例えばこれまで、無理して英字新聞を読もうとして、ストレスを感じていました。でも、自分の英語レベルまで落として読める本がそろっているというのは、本当にラクなのです。
というわけで、多読を楽しんでいます。そして、これまでの多読経験で英語を読むということに関しては、確かに進歩・手ごたえを感じています。英語多読は、使えると思いますよ。
とまあ、つらつら思ったまでに、英語多読の進捗状況を書いてみました。何しろ、英語習得は自分でつかみ取るしかないです。そして、やればできることです。で、英語多読は確かに役に立つと思います。
なのでこの先も、英語多読を続けていきますよ。