とある平日夜のこと。名古屋で飲み会があったのです。多治見から名古屋までは車で行くのが手っ取り早いけれど、となると飲めないので、都市間高速バスで名古屋に行きました。

その感想を報告します。

名古屋行きの都市間高速バス

名古屋行きの高速バスは名鉄バスと、東鉄(とうてつ)バスが共同運行しています。路線は3本。

  • 桜ヶ丘ハイツ~名古屋線
  •  可児市役所前~名古屋線
  •  西可児~名古屋線

一番、運行本数が充実しているのは、桜ヶ丘ハイツ~名古屋線ですね。時刻表を見てみると、朝7時台の名古屋行きは、4本運行しています。通勤・通学向けに配慮されています。そのほかの時間帯は、1時間に1~2本の割合です。

いづれの路線も可児市から出発して、中央自動車道 多治見ICに入るため、JR多治見駅には寄りません。可児市方面から名古屋へ行くための「足」に特化していると言えますね。

平日夕方の利用状況

私が利用したのは、平日の夕方17時台。バスは、定刻通りにバス停に到着しました。乗り込むと、高速バスで名古屋に向かう人は、ほんの数人でした。(後部座席はガラガラ)

名古屋行きの都市間高速バス

何しろ、多治見市内から乗ったので、あっと言う間に高速に入りました。多治見ICから高速に乗ると、次の停車は桃花台です。その次は栄。そして、伏見を経由して、名鉄バスセンターが終点です。

高速道路走行時は、信号待ちもないし、揺れも少ないので、読書もできます。車内では、自分の時間を使えるのがいい点です。

名古屋行きの都市間高速バス

栄に到着です。久屋大通公園の真ん中で下してもらえます。目の前は、テレビ塔。

名古屋市栄

振り向けば、噴水の位置です。

栄、栄の久屋大通公園の噴水前

地下鉄栄駅や、サカエチカ(栄地下街)入口にも近いし、アクセス抜群な中心地です。

帰り(多治見行)の乗り場は要注意です

ところで、栄にしろ、名鉄バスセンターにしろ、多治見へ帰る際は到着時とは乗り場が違います

で多治見方面に乗る場合は、オアシス21(栄バスターミナル)8番のりばです。

名鉄バスセンターから多治見方面に乗る場合は、名鉄百貨店メンズ館4階の23番のりばです。待合室があるので、そこでバスの発着状況を確認できますね。

伏見町錦通本町から乗る場合も、当然ながらおりばとは道路の反対側にのりばがあります。

この高速バス路線は、名鉄バスと東鉄(とうてつ)バスが共同運行していますが、名鉄バス担当便ではICカード「manaca」が使えますよ。
詳細は、とうてつのホームページで確認して下さいね。

都市間高速バスを利用した感想

都市間高速バスを利用した場合、多治見市内~栄までは、片道880円。所要約45分でした。例えば、JRを使って名古屋駅に出てから、地下鉄で栄に行くとすると、

  • JR 多治見駅~名古屋駅まで670円、所要36分
  • 地下鉄東山線、名古屋~栄まで200円、所要5分

移動や、待ち時間が案外かかることを考えると、JR多治見駅~栄到着まで870円、50分(以上)はかかります。あるいは、

  • JR 多治見駅~大曽根駅まで500円、所要29分
  • 地下鉄名城線 大曽根~栄まで240円、所要11分

やはり、乗り換え時間や、待ち時間を考慮すると、大曽根乗り換えでJR多治見駅~栄到着まで740円、50分(以上)という感じ。(価格的にはこれが安いです)

時間、値段等を比較すると、特に、栄、伏見、名駅に行く場合は、JRを利用した場合とほとんど差はありません。むしろ乗り換えなしで栄(や伏見)まで行ける点は、高速バスのほうが便利です。ただし、高速バスは運行本数が限られているので、時刻表は要チェックです。また、予期せぬ渋滞のリスクは否めません。

JR、高速バス、それぞれに一長一短ありますから、名古屋に出るのに高速バスもアリ、と思うのでした。

ちなみに、多治見への観光目的で高速バスを使うのは、少しムリがあると思います。JR多治見駅に行きませんし、各バス停から市内移動の足が必要となりますので…。

以上、お役にたてたら幸いです。

pickup画像

いつかは訪れる縦列駐車をするその日までに、苦手意識を払拭しておくことをオススメしますよ

縦列駐車

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