往時の面影を残す大湫宿
岐阜県瑞浪市の大湫宿。ここは、海抜510mに位置した美濃国では一番高所にある宿場です。そんな街道沿いを散歩してきました。

大湫宿高札所跡
大湫宿入口には高札所跡が。旅人の道中心得などが記されていて、ジックリ見てると面白い!!です。

奉行からのお達し。ジッと眺めているとなんとなく、分かります。(ちなみに、本物は大湫コミュニティーセンターにあるそうです)

観音堂
登り坂を上ると、観音堂。少し高い位置から、目の前に広がる田園風景が楽しめました。

こういった手仕事に惹かれます。しげしげと眺めてしまいます。

象のモチーフは比較的よく見かけます。

大湫神明神社の大杉
大湫神明神社の御神木で、大湫宿のシンボルでもある大杉。推定樹齢は、1300年。高さは40m。幹回11m。瑞浪市の天然記念物指定になっていましたが、2020年(令和2年)7月11日、大雨の影響でとうとう倒れてしまいましたね。

切り口に顔を寄せると、杉の香りが。

圧倒的な迫力で、静かに横たわっていました。

白山神社
この参道の先が白山神社。天気が良かったせいだけじゃない、なんとも清々しい空気でした。

旧大湫小学校跡
大湫小学校校舎は、土地の高低差を利用して高い位置に立っていましたね。趣ある木造建築でしたが、廃校を経て、数年前に取り壊されましたね。

でも、二宮金次郎の像は健在。

その後は、宗昌寺を経由して、大湫西駐車場まで帰ってきました。なんてのどかな田舎風景…。

聞こえるのはカエルの鳴き声、鳥のさえずり、水のせせらぎ音、上空ではトンビ(?)が悠々と舞い、とっても静か。豊かな気持ちに浸りました。
というわけで、こじんまりしたサイズ感で、無理のない散策を楽しむことができました。
近くにはこんなお店があります
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