家で、ワイングラスを割ってしまったのです。酔っぱらって上機嫌で、空になったグラスを持ち歩いていたら、角にぶつけて木端微塵です。
あぁ…。一気に酔いが覚めました。
骨董・アンティークのお店 三角屋
そんなわけで、新しいワイングラスを探していた私です。そこで、とある休日に、骨董・アンティークの 三角屋さんへ行きました。多治見市本町にあるオリベストリート沿いのお店です。
店内にはレトロな白い食器、いわゆる50年代~70年代の海外向けデッドストックがズラリ。どもれお手頃価格でいて、とても心惹かれるデザインです。とてつもなく、誘惑されます。(素敵すぎ…)
一見、プレーンな白の陶器と思いきや、味のあるエッジ使いだったり、微妙な厚み、コックリとした白色が何ともいいんです。おまけにお値頃価格で、悶絶します…。
細長~いポット、面白いわぁ。小物も気になります。
いやいやいや、ワイングラスを探しに来たんです、私。
はい、素敵なものを見つけました。購入したのは、ボヘミアガラスのワイングラス( 1客500円)。ボヘミアガラスの特徴でもある掘り込みがステキです。ボヘミアガラスは硬質であるため、薄いワイングラスに掘り込みをしても割れないのだそうです。
店主さんがワイングラスを指ではさんで、はじいて、音を出してくれました。キ~ン…と、いつまでも響くその澄んだ音(!!)。硬質ガラスの音だそうです。
というわけで、よい買い物ができました。
そうそう、三角屋さんは建物も必見です。大正時代の元カフェを利用したレトロな箱が洒落ています。
お店のひさしを飾る織部のタイルを見上げて、店主さん曰く「今はもう、こういうタイルは作れないんだよ」と。釉薬の色が1枚1枚違っていて、温かみと味がありました。大正レトロなこの景色、是非見てくださいね。
骨董・アンティーク 三角屋
住所:多治見市本町6丁目10-1
営業:pm12:00~pm17:00 土日祝のみ営業
TEL:090-8550-6567
※買い付け等、急用でお店を開けられない時もあるそうです。事前に電話でお問い合わせするといいかも。
※掲載の内容は、投稿時のものです。最新の情報・営業等はお店に確認くださいね。