天気、季節を気にせず、楽しめる穴場
上高地(長野県松本市)散策の帰り、飛騨大鍾乳洞 大橋コレクション(岐阜県高山市)に寄りました。これが私的にヒット。とても楽しかったです。
世界の美術品、工芸品の数々、これが個人コレクションとは
まず、受付で入場チケットを購入すると、大橋コレクション館に入ります。こちらでは、(自販機の製造販売?)ビジネスで成功した大橋外吉氏のコレクションが見れました。世界の美術品や工芸品、装飾品等、その数約1,000点。
その中でも、「戻ってきた金塊」は、当時の新聞記事を読みながら興味と話題につきません。そもそも当時、触れることのできる100㎏の金魂を展示していたところ、2007年3月に盗まれてしまいました。その後、犯人が逮捕され、変わり果てた姿の金塊が戻ってきました。それが、展示されています。
他にも二角獣ウニコールの角(というか歯?)は逸品でした。展示品には、美術館や博物館のような丁寧な説明(年代や時代背景、制作者、テーマ性等々)がないのですが、ならばいっそのことコレクションにいたる経緯や、手に入れるまでの逸話などがあったらオモシロイのに…なんて思いながら見ていました。
LEDに照らされた幻想的な地下空間
コレクションを見た後は、大橋氏が発見した大鍾乳洞です。現在標高900mの地が、2億5,000万年前は海だったことから、この鍾乳洞が出来たとのこと。
自然の造形美に驚きと感動(!!)。全長800m、地下の神秘な世界を冒険気分でゆっくり堪能し、楽しみました。
出口が3か所あるから安心
鍾乳洞には第1、第2、第3と、出口が3か所設けられています。そして、見どころは入口から第1出口までの間。というわけで、足腰に自信のない方は、第1出口まででも十分堪能することが出来ます。勿論、「もう少し頑張ってみよう」となれば、第2出口で出ることが出来ます。
鍾乳洞の気温は、通年平均約12℃。夏は涼しく、冬は寒くなく、天候にも左右されないのでオススメです。
飛騨大鍾乳洞
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