第17回 穴弘法 もみじと100地蔵のライトアップ
穴弘法(土岐市土岐津町高山)のもみじまつりは、すでに17回目になるのですね。これまで行ったことがありませんでした。なので、平日夜に行ってきました。
これが、私的に大当たり(!!) 幻想的な灯りの空間を、ゆっくりと散歩してきました。
車を停めて、「もみじまつり」と書かれたのぼり旗に誘われ、進みます。
すると現れたのは、LEDライトに照らしだされた景色。
風のない夜は、鏡のような水面に見事に木々が写しだされます。スタッフの方がオススメの見方(場所)を教えてくれました。
紅葉の具合は、緑と赤が入り混じっています。木々に陽のあたる加減とか、もろもろの条件ですべて一斉に赤くなることはないのだそうです。だから、緑も赤もある。でもそれがまた、魅力になっているように思います。
もうひとつの魅力は、人がまばらなことです。静かに、夜の散歩を楽しめます。主催者さんの気持ちを思えば、沢山の人に来てもらいたいところでしょうが、私的には「教えたいけど、教えたくない」穴場です。
ふと、振り向けばそこには、ハッと息をのむような世界が…。
そして更に奥、石仏のある穴弘法前広場へ進みます。箱の中に協力金を入れると、ろうそくをもらえました。ろうそくは、石仏に灯りを灯してお参りをするわけです。
すっかり暗い夜の闇、たゆたうろうそくの灯りに照らされた100体を超える石仏は、非日常の景色でした。
竹あかりアートも、柔らかなな光を放ち、ステキ空間を演出していました。
夜の寒さで身体が冷えたら、たき火にあたることが出来ます。オムそば、からあげ、五平餅、牛串…等、食べ物の屋台もありましたよ。
開催期間中の土日は、穴弘法前広場で野外コンサートも開催されるようです。
夜の、ちょっと冷えた空気の中、ライトアップで照らされる紅葉。そして水面に映る景色。この時季ならではの夜の散歩、大いに楽しみました。ここは、穴場です。
アクセス
多治見方面から行く場合。土岐市役所前を通過して421号線を進みます。「中央橋南」交差点を通過すると69号線になりますが、そのまま進みます。次の「高山」交差点を過ぎたら、次の道を右折。(左手に郵便局があったらすぐ先、右手です。)
少し細い道を進むと、右手に「穴弘法」の灯りが。
ここを右に入ると臨時駐車場に着きます。駐車台数は30台。平日の夜19:00頃に行きましたが、駐車場はちょうど満車になった混み具合。1時間くらいして駐車場に戻ってみると、数台分の空きがある感じでした。(週末は、もう少し混むそうです。)
尚、駐車場は以下の場所に、200台分が準備されているそうです。
- 穴弘法駐車場 30台
- バロー駐車場 100台
- 土岐川河川敷臨時駐車場 70台
夜はかなり冷えます。温かい恰好でお出かけするといいですよ。