最近、私、英語多読を始めました。そこで、英語多読初心者なりに、多読の進め方をまとめてみました。
そしてこの先、自分の多読進行具合や実感をここに白状することで、英語多読を続けるモチベーションをキープしたいと思います。
英語多読って?
英語多読とは、読んで字の如く、英語をたくさん読むことです。
よくよく考えてみると、これまでの私は、英語を読むという経験が飛びぬけて少なかったと感じています。だから、英語の羅列を見るだけでストレス…。(うわぁ、読む気ないわぁ)と瞬時に拒否反応を起こします。
このように英語(文字)アレルギーだから、いきなり難しすぎるものを読んでも続きません。むしろこれまで、難しすぎるものを読んで、英語(文字)アレルギーになったわけです。
なので、自分のレベルにあったものから読み進めていき、まずは100万語を読むというのが目標になります。
自分のレベルはどれくらい?
多治見市図書館の3階、多読コーナーには、レベルごとに分けられた英語本がズラリ、揃っています。この英語本を読み進めることになります。でも、何から飛んだらいいのか…、わかりませんよね。
実は、多読用の本の裏にはシールが貼ってあります。
その中に、YLという数値があります。YLとは、「読みやすさレベル」の略です。レベルは、0.0~9.9の数値で表されています。数値が小さいほど、読みやすいということです。ちなみに、YL1.0が、ネイティブスピーカーの小学校1年生相当だそうです。
まずは、YL 0.0を手に取ってみるといいと思います。
ゲーム感覚で記録。楽しみながら多読して、総語数を増やす
英語多読を始めるにあたって、まずは100万語を読むというのが目標になります。とはいえ、100万語というのがいかほどのものなのか、目安が分かりませんね。そこで、読んだ文字数を記録していくことになります。
本の裏に貼ってあるシールには、総語数が出ています。総語数2071とは、この本1冊読むと、2071文字読んだよ、ということです。
この総語数を記録して、累積でどれだけ英語を読んだかを記録していくわけです。エクセル等で表を作ってもいいでしょうが、多治見市図書館には親切な一覧表が準備されています。
この一覧表は、シリーズごとにタイトルから、YL、総語数、CDのあるなし等が一覧になっています。これが無料です。
一覧表は、多読の本棚の上に全リストの一覧がファイリングされています。なので、私は読むシリーズのリストをもらい、読んだら一覧表に日にちや、印をつけて使っています。
CDを活用する
車で移動する時は、CDをかけてストーリーを楽しんでいます。CDの有無は、本の表紙をみると分かります。「付属CDあり」のシールがあれば、カウンターでCDを借りることができますよ。
多治見図書館では、最大10冊の本(オーディオ資料)を借りることができますが、多読本に付属されているCDはあくまでも「付属資料」として、10冊にカウントされません。これは助かります。
CDは、本の内容がそのまま音読されています。発音を確認することができるし、ストーリーを耳で楽しむことができます。また、隙間時間を利用して、英語を聞く経験を積み重ねられます。
私はこんな感じで読んでいます
YL0.0は、それこそイラストのみの絵本です。文字はタイトルのみ。私はまず、YL0.3とか0.4の簡単な絵本から始めました。
これって、言ってみれば、お母さんが幼児に読み聞かせる絵本です。それを5冊くらい取り出して、図書館のソファで読みました。英語多読は7割から9割の理解でよしとしますから、気軽に読み進められるわけです。でも、このレベルでさえ、私の知らない単語があるのです。なので、やっぱり目を通しています。
ただ、これを借りて自宅で読むには物足りなさを感じます。1冊150文字の絵本はいったい何冊読めば100万語になるんだ…?(6,666冊です…)100万語達成は、遥か彼方の遠すぎる未来です。
というわけで、YL0.9や1.0を借りています。CDがついている場合は、一緒に借りています。
始めた感想
やっぱり、読み始めは、「あぁ、英語見るの(読むの)、めんどうくさい」という気持ちが起こります。でも読み始めると、ストーリーの中に入り込んで楽しめます。また、挿絵があるので理解の助けになります。
私が今、読んでいるのはYL0.9や1.0です。このレベルを20分くらいかけて1冊読んでいますが、それぞれまったく違うストーリが展開されているので、1冊1冊が新鮮です。
またこのレベルは、難しい熟語を使わずに、簡単な言葉で文章を作っているのが感じられます。そして、本のシリーズや作者によっても、文章の感じが違うなぁ、と感じています。総じて、楽しんでいます。
今日現在で、19,971語。100万語までの達成率は2%。道のりはまだまだ遠いですが、どこまでいけるかな。ま。始めたばかりですから。この先、多読クラブや当ブログで報告することで、モチベーションをキープさせたいと思っています。