市の広報だったかな?市民登山教室のお知らせを見つけて、参加申込をしたのです。

多治見市山岳連盟主催の市民登山教室は年2回、開催されているそうです。10月21日(土)の秋季市民登山教室に参加してきました。行先は、福地山(ふくじやま/1671.7m)、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷福地です。

2017年10月21日(土) 秋季市民登山教室「福地山」

雨を懸念しながらの出発

朝4:50 集合

何しろ私、グループ登山は初めてです。朝4:50集合がまず、壁でした。遅刻しないように行かなければ…。

とはいえ、バスをチャーターしてもらえるのは有難いことです。個人で福地山(高山市)まで車で行って、それから登山して日帰りするのは、体力的に厳しい…というのが現実ですから。

5:30 出発

まだ暗いうちから出発です。東海北陸自動車道を北上し、ひるがの高原PAでトイレ休憩20分。現地で雨が心配されるので、ここでレインウェアのパンツを履きました。そして、7:00出発。

朝が早かったので、車中で寝て、起きて、持参した朝食を食べて、また寝て…。

8:30 平湯バスターミナルでトイレ休憩

平湯バスターミナル

平湯に入る手前で、連なる山間に、細く長く霧(?)が横たわっていました。それはまるで、白い龍が遊泳しているようでした。あぁ、平湯バスターミナルからの画像では、うまく写っていませんね。(↓)

平湯バスターミナル

9:00 登山スタート

登山口は、福地温泉の朝市のところ、道を挟んだ反対側です。今回の参加者は、山岳連盟の方を含めて43名。6斑に分かれて、出発しました。

福地山登山口

登りは尾根道を利用。よく整備されている登山道を進みます。40cmもある朴葉がごろごろ落ちていていたり、黄色く色づいた葉が一面に散っていたり…、普段の散歩目線でそんなところばかり見ていました。

途中、大きなねずこの木が何本もありました。ねずこはヒノキの仲間で、ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキの木曽五木のこと。別名、クロベです。この画像は、長野県の白馬で撮影したものですが…。

ねずこ

途中、靴づれの兆候で、足のかかとをバンドエイドで保護。靴ひもを締め過ぎたようです。

無然平の篠原無然像

無然さんのお顔で、スマホのカメラが顔認証してました。

福地山、無然平の篠原無然像

11:45 山頂到着

休憩をとりつつゆっくり歩いてもらって、2時間45分。標高差840m。見下ろすと雲海が広がっています。そしてなんと、懸念していた雨には降られていません。

福地山山頂

目線の先に見えるのは大木場ノ辻と、その先の笠ヶ岳。(かな?)

福地山山頂

ここで、昼食。山頂で食べる食事の美味しいことったら…。この日のランチは、

  • 昆布と栗のおにぎり 1個
  • マフィンのサンドイッチ(ピーマンソテーとカマンベールチーズ)1個
  • お吸い物(魔法瓶のお湯で解いた即席)

12:15 下山開始

下りは、谷川コースを利用。雨は降っていなくとも足元が湿っています。十分気を付けていてもツルッと一回、滑りました。下りは足にきました。

14:00 下山、そして福地温泉

奥飛騨ガーデンホテル焼岳の日帰り入浴

福地温泉の奥飛騨ガーデンホテル焼岳にて入浴。女湯にはヒノキ風呂、立ち湯、寝湯の他に、混浴露天風呂がありました。(混浴露天風呂向けに、湯浴(ゆあみ)が用意されています。)

温泉は、少し硫黄臭がして微塩味、微鉄味。お湯の感じ、お風呂の作り、ともに満足でした。と言いますか、登山後の温泉というだけで、とことん幸せです。

奥飛騨ガーデンホテル焼岳の日帰り入浴
料金:700円(小学生未満は無料)
時間:12:00~22:00(最終受付21:00)
※その他詳細は、奥飛騨ガーデンホテル焼岳のサイトで確認くださいね

15:10 出発

途中、赤かぶの里でお土産タイム。

赤かぶの里

赤かぶの里
岐阜県高山市丹生川町旗鉾1251
夏季営業時間(4月1日~11月17日)8:00~17:00
冬期営業時間(11月18日~3月31日)9:00~16:00
※その他詳細は、赤かぶの里サイトで確認してくださいね。

19:00 多治見着

途中、ひるがの高原PAでトイレ休憩をとった後、無事に帰ってきました。バスの運転手さん、ありがとうございました。

感想

まずは総勢43名、雨にも降られず、無事に行ってこれてよかったです。

それにしても普段の週末、2~3時間のお気楽ウォーキングをしているのですが、体力がまだまだだと痛感しました。今回登ったのは標高差840m、4~5時間の登山でしたが正直、今の私はこれ以上の難度の山は無理でしょう。

一方で、83歳の方がラクラクな様子で歩いていらっしゃいました。更にはお風呂上りに、それはそれは美味しそうにビールを飲むお姿は、「かっけ~!!」のひとことです。

皆さん、ほんと、健脚です。登山の経験と頻度が違うのは勿論のことですが、たとえ、自分がトレーニングを積んだところで、皆さんに追いつくとは思えないのですよ。なんて言いますか、体力のキャパシティが違う気がするのです…。

また、グループ登山初めてで、無意識にも気を使っていたと思います。私、ワタワタしていましたから。回数を重ねれば、もっとリラックスできるかな?

グループ登山でも、個人登山でも、計画と時間管理は重要であります。この記事からもうかがえる通り、何しろ、写真撮影も登山記録もままならない状態でした。ということが分かったのをはじめ、とっても勉強になりました。ま、ひとつ、ひとつ、ということで…。

班長さん、副班長さんはじめ多治見市山岳連盟の皆さま、ご一緒した皆さま、お世話になりました!! 帰宅した今は、2日後くらいに、筋肉痛で「カ・ク・カ・ク」歩いていそうな確信的予感でいます。

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